グルコサミンとは?
グルコサミンは動物の軟骨や皮膚に含まれる成分で、体内の軟骨細胞でブドウ糖から合成されるアミノ酸です。
軟骨や靭帯、腱や細胞組織を連結する組織などに広く存在し、細胞や組織の結合、そして軟骨を再生する働きを持っています。
グルコサミンは軟骨の重要な成分である「プロテオグリカン」の材料であり、更には軟骨細胞を刺激して生成を促進するという軟骨の再生には必要不可欠な成分です。
またグルコサミンには血小板の凝縮作用を抑制し血流をよくする働きがあるので、動脈硬化や脳梗塞の予防・改善が望めます。
またさらに保水性や弾力性を持っているので、みずみずしくハリのある肌を得るためには重要な成分です。
グルコサミンとコンドロイチンの違い
グルコサミンとコンドロイチンはどちらも関節痛の予防や軽減に効果があるので混同されがちですが、実はまったく異なるものなのです。
グルコサミンはタンパク質を構成するアミノ酸の一種で、動物の体内にも存在します。傷んだ軟骨を再生して痛みを緩和し、変形性関節症に効果的であるといわれています。カニやエビの甲羅などに多く含まれています。
一方コンドロイチンはグルコサミンとは違って、アミノ酸ではなくムコ多糖類という糖類の一種です。グルコサミン同様関節痛を緩和する機能を備えていますが、グルコサミンが軟骨を再生する働きがあるのに対して、コンドロイチンは軟骨を分解してしまう酵素を抑制する働きを持っています。
グルコサミンとコンドロイチンの併用による効果
グルコサミンは軟骨を生成する物質として、コンドロイチンは軟骨を守る物質として、異なる働きを持っていますので両方を一緒に摂取することで相乗効果が期待できます。現在では両方を同時に摂取することで軟骨の再生の効果が格段に向上することがわかっています。
グルコサミンもコンドロイチンも若い間は体内で生成されますが、加齢とともにその能力が低下しますので、積極的にサプリメントで補充することが勧められます。